振袖に3種類もあるなんて
こんにちは、わたしです。
いい加減名前考えなきゃなあ…
☝︎写真は、わたしが実際に成人式で着た振袖の帯周りです。
友達と帯締めが同じだったので思わず写真を。
ブレブレですけどね(笑)
結び方は違うので最初は分からんかったな〜
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ということで、今回は振袖について。
今年の成人式は問題になりましたね。
「自分で着つけが出来れば問題にならんかったのに」
というとあるツイートを見つけて、なるほど、とはなりましたが
自分で着れたらたしかに楽だな~と、先日振袖を着てみて思いました。
帯は結んでもらったので練習しないと。
わたしは振袖と聞いて思い出すのは
この成人式の時の着物です。
(ちなみにわたしは右から4番目)
多分みなさんもそうかな〜、なんて。
そもそも種類が3つあるらしくって、
そこから驚きでした。(頑張れ着物屋さん)
言い訳をしてもいいなら、うちは振袖を扱ってないので
ニーズのお客様がほぼおらず、知識がなかったです。
・大振袖(本振袖)…袖がくるぶしまである物。3尺(約114cm)
・中振袖…袖がふくらはぎあたりまである物。2尺6寸~2尺8寸(約100cm~約107cm)
・小振袖…袖がひざ頭くらいまである物。1尺5寸~2尺(約60cm~約80cm)
わたしたちが成人式で着るお振袖は、
中振袖というものでした。
たまにお直しの預かりをするのですが、
「わ〜、これ中振袖ですねえ」
と話していたのは恐らく小振袖にあるのかしら。
卒業式の時に着る袴には小振袖か、
成人式の中振袖をそのまま使うからしいです。
わたしは中振袖を着たので、袖が長くて少し動きにくかった覚えがあります。
婚礼衣装として着る礼装として、引き振袖というのもあります。
引き振袖と大振袖は同じものになります。
白無垢→打掛→引き振袖
の順にお色直ししていくようですね。
引き振袖は、おはしょりをせずに気付けるので裾が長くなります。
使う小物も違うし、下着を2枚着て、帯が違います。
振袖には袋帯を使うのに対し、
引き振袖には丸帯を結びます。
今ではなかなか丸帯を見かけませんね。
大振袖と中振袖(成人式の振袖)の違いは、
袖の長さが15cmほど違います!
中振袖は成人式以外にも、
結婚式や顔合わせ、お正月にも着れますね。
未婚女性の第一礼装になりますので、
未婚であれば理屈的には何歳でも着られます。
ですが、さすがに色柄を考えると年齢制限もあるらしく…
結婚式などは訪問着に移行する事が多いですね。
よく振袖をお召しになっています。
すごく素敵。
それを見ると年齢なんて関係ないよな〜とは思うのですが。(笑)
「振袖を訪問着に直して使い続ける」
という手もなくはないのですが、お袖を裁ち切らず
袖の中に縫いこんでおくこともできるようなので
将来、振袖に戻してお嬢様に譲るなど、
少しでも良い日本の文化を残しておく気持ちが増えればいいなぁと思います。
小振袖は二尺袖と呼ばれて言われている
袴の時の着物ですね。
私は中振袖に袴を合わせましたが、
小振袖は袴とのバランスが良い袖の長さになっているので、レンタルされる場合はこれをオススメされるはずです。
帯は半幅帯を結びます。
この帯は浴衣の時の帯と同じなので、作り帯でない限り長さがあれば代用できます。
少し小さめの文庫結びをして、帯枕のような使い方をするんですね。
「一文字」という結び方です。
知らなかった。(着物屋しっかりしろ)
これから卒業式のシーズンなので一言。
袴を着ていてずってくると言う事があれば
帯が少し緩んでいるかもしれないので、
帯ごと上にグッと上げてから、
袴の背中側についているヘラを帯の結び目にグッと差し込んでみてください。
それでもずってくる場合は、
袴の結び目をほどき、ギュッと締め直して
リボンを作り直してみてください。
グッとかギュッとか擬音語ばかりですみません。(笑)
袴も作ってみたいですね〜
スカートみたいで可愛いし、もどきであれば簡単だそうです。
候補に入れとこ〜〜