着丈と身丈って何が違うんだ
こんばんは。わたしです。
写真は全くきものに関係ないですが、
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着丈と身丈についてです。
いやいや、それくらい知ってるよ
という方は違うページ見てネ( ´・ᴗ・` )
私がきもの屋さんの時は、
いまいち着丈と身丈の違いが分からず、
説明に戸惑うことがありました。
採寸させていただくときとか、
タグの表示とか着丈何センチって
書いてたりしますよね。
お客様の中でも解釈が間違っており
これこれこうであーで、とお話しすると
「あー知らなかったわぁ」
という声が返ってきたりするので
今日はそんな着丈身丈問題です。
分かりやすい図がありましたので拝借
ユニクロ イオン 浴衣勢ぞろい。サイズも見てみよう。 | とある着物人の徒然ブログ
つまり!
身丈=身長(±5〜10cm)
着丈=着た時の寸法(身丈−おはしょり)
となります。(画像のそのままとか禁句)
男性の場合、おはしょりがないので
身丈=着丈 になりますね。
これからの時期だと夏に向けて浴衣が市場に
出回りますので、タグを要チェック(^_^)
出してる会社さんによって表示が違うようですね〜
着丈 155cm と書いてある所や、
身丈 160cm と書いてあったり。
身長が145cm〜155cmくらいの方は、
Mサイズまたは上の表記でも大丈夫かと思われます。
ただ、体型や浴衣の仕立て方によって
若干の違いはあるので、
試着出来るなら必ず試着してください!
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細かい説明は以下より☟
身丈とは
仕立て上がりの着物の長さ
出来上がりの着物の肩山から裾までの長さ
またはその寸法のことをいいます。
標準寸法 身長と同寸、もしくは 身長+α
一般的に身丈は身長と同寸としますが、
着付け時の腰紐位置が高い人
いかり肩、肉づきのよい人、帯位置の低い人
などは身長にいくらかプラスした寸法を身丈とします。
また着物の格、染めの着物、織りの着物など
着物の種類によっても
長さを加減したりする場合があるそうです。
着丈とは
長襦袢やコートを仕立てる際に必要な寸法
のことを指します。
身長の100分の80から83を基準とします。
(基準が決まってるだなんて驚き)(当たり前)
標準寸法 身長×80/100~83/100
実測する場合は、首の付け根(首のぐりぐり)
から床までをまっすぐに測ります。
着丈におはしょりを足した寸法が身丈になります。
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どう?わかってきました?(笑)
この着丈の寸法ですが、体型は十人十色なため
計算で出せるけど実寸に敵うものはないです。
もし反物があって仕立てるのであれば、
実寸を測ってもらってお仕立てに出しましょう♪
長襦袢とかも長くて着物から出ちゃうとださいし
雨ゴートは短かったら守れないから意味ないし
着丈も身丈もすごく大切なんです。
それでは今日はここまでと致します。